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お知らせ

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第二回橘セミナーを開催しました

令和6年9月10日(火)午後1時30分より、同窓会館で第二回橘セミナーを開催しました。参加者は40名。講師には、むつみ脳神経内科・耳鼻科クリニック副院長、神経内科医師 渡辺多佳子さん(昭和57年卒)をお迎えしました。現在の高齢化社会の中で認知症の方が増えている状況で、とても興味深い講演でした。認知症かな?と、気になった時の受診のタイミング、物忘れは薬で遅らせても、治すことはできない、言動を否定しない、安心感を持つような関わり合い、困ったと思わず一緒に楽しむ、など家族あるいはこれからの自分に当てはめて参考になることがたくさんありました。

【第2回橘セミナー参加者の感想をご紹介します】

・「早期に気づき、早期受診すること」が印象に残りました。親を見送り、自分の事を考える立場となり、判断力、意志のあるうちに「人生ノート」の項目を時々考えていたいと思います。もっと早く先生のお話をうかがっていたら、昨年見送った親への対応も変わっていたかな…と思いました。本で読むのと実際にお話しをうかがうのはこんなにも違うのかなと思いました。(60代)

・実母が重度のアルツハイマーで数年戦っています。ヒントをいただければと思い参加しました。自分自身も反省しながら、でもまだ間に合うと気づき、共生できるよう支えていきたいと思えました。(50代)

・認知症にはなりたくないと思っていました。演題がやわらかくて、こういう見方もあるんだと目からウロコでした。(60代)

・実父の世話をしている私にとって、ぜひ聞いてみたいテーマでした。先生の話にひきこまれて聞いていました。今日帰ってからの父への接し方が変わると思います。(50代)

・日々の母との会話を思い出し自分自身を省みる思いでした。自分自身の心の余裕がとても大切だと改めて思います。たくさんの気づきをいただきました。(60代)

・最近娘達が来ますと私の老後の話になります。認知症になった時のことも。ですから私の現状にピッタリのテーマでした。夫と夫の母が認知症でしたので、今度は自分かなと思っています。周囲に笑ってもらえるような認知症の人になれるよう娘達や周囲の人に接したいと思います。(70代)

・素敵な演題、認知症も吹きとんでしまいます。神様からの贈り物なんて読んだだけでワクワクしてきます。自分の家族が認知症になったら、おどろいてしまって、やさしくできないと思う。でももしそうなっても「忘れてもいいよ」とやさしく接していきたいと思ったお話でした。(80代)

ほかにも学ぶことが多く参加して良かったという感想が多く寄せられました。